たつのぴっかり。

たつのぴっかり号

2時半に起きて出発だ。うー眠っ。
今日の撮影目標は塩尻〜岡谷に運転される
「たつのぴっかり」号だ。旧型客車をEF64でサンドイッチ
して走るこの列車、真の狙いはこの運転のタメに茶色に
塗装変更されたEF64-41だ。
塩尻から運転されるのだが、長野から回送されてくるので、
この回送から撮影を開始することにする。


でもって、東松山から関越に。驚いた事にこの時期3時で既に東の空が
白々としてきて、4時半にはもうライト消してもいい感じ。
日の出が早くなったなぁ。
さて、撮影予定のスイッチバックの桑ノ原信号所には6時過ぎに到着。
ロケハンしつつ作戦を練る。信号所の引き上げ線で一回撮って、
引き上げてる間に、信号所の先の直線でもう一回。
よし、これだな。


やってきた貨物で状況確認。ちょっと線路手前の枯草が邪魔なので、
道路からポキポキと折ってたら、腕は擦り傷だらけに。
何だかシャカリキになってきちゃったよ〜。
7時40分にやってきたのを撮って、直線へ車で先回り。
先客が1名いますね。この場所も線路際に草が有った筈だが、
先客氏が折ってくれた様で、スッキリと撮れた。よしよし。


列車は明科で1時間程停車するので、国道403で明科へ。
国道403は、今時珍しく山道のまま九十九折あり、1.5車線部ありの
楽しい道路だ。前後に車も居ないので、ちょっと速めに走って
峠攻めをしてみたり。愛車はタイヤが細いので、比較的低速でも
タイヤが鳴り出すので、「ナンチャッテ走り屋」にはかなりの楽しい
ドライブタイムだ。
聖高原の先では、走り屋仕様のオデッセイが前に付き、疑似バトルも
楽しんだりして。久しぶりに山道を楽しみましたよ!

<R403>


さて、標準レンズが壊れた現在、明科で駅撮りしたくても出来ないので
さっさと塩尻の先に移動。善知鳥峠のカーブは先客万来(笑)で
駐車スペースすらないので、信濃川岸駅北方の直線へ。
ここも通過直前には10名ほどになるが、やはり関東と違って
大騒ぎという程ではないのが救いだ。


朝は晴れていたが、ここへ来て曇りになる。明るい曇りと暗い曇りを
刻々と変化させる空模様なので、露出を決めづらい。
しかも被写体が濃い茶色なので、下手に絞ると画面全体が真っ黒に丸ツブれ。
かといって絞りを開けるにも、レンズのf値に限界があるので制約がある。
デジカメならば、試し撮りして露出を決定できるのだが、フィルムカメラでは
勘と経験と一発勝負に賭けるしかない。
あーあ、デジタル一眼買おうかな〜 という想いが3倍になった。

<たつのぴっかり1号>


そんなわけで2往復の列車をアチラで撮り、コチラで撮りとやっているうちに
すっかり夕方になってしまった。途中で仮眠でも、と思ったが結局テンション
上がってしまって、ソレどころではないし(苦笑)
とりあえず、20時までは国道で帰ることにしたが、信濃境で完全にヤバくなって
きたので、山梨への県境を越えた所のセブンイレブンで仮眠。
エンジン切って、椅子倒したら直ぐに眠りについていた。
1時間後に目が覚めたので、エンジンスタート。甲府で晩飯食って、中央道に
乗る。八王子から横浜へ帰りたくなるが、諸事情のタメに、R16号線を大宮へ。
結局、辰野から大宮まで5時間。もう23時ですよ。
走行距離600Km、運転時間約8時間、聴いたCD12枚。


あー疲れたぁ!!! ヽ(;´Д`)ノ
この所、年甲斐も無く「夜討ち朝駆け」が多すぎるような‥‥
でも明日は日曜。ゆっくり休んで、疲れを取ることにするのだ。
さて、昼まで寝るゾ!!