深夜の0系陸送。

wald-Bahn2009-09-15

一昨日の深夜ですが、鉄道博物館に0系が
輸送される、というので近所でもあるし
行って見ました。


JR東日本大宮総合車両センターの前に行くと、
鉄ちゃん、近所の人含めて30名ほどが待ち構えて
いました。チラホラと知っている鉄人も見かけまして、
ああ、どうもなんて(笑)


そんなこんなで深夜0時ちょっと前に、まずは台車が
運ばれていきました。

<台車>


総合車両センターの奥でトレーラーに載っているのは見えるの
ですが、なかなか出てきません。待つこと40分。
ようやく0系の先頭部を前にして、出てきました。


さらにズイッと出てきます。

0系の後部にあたるところには、トレーラーに付属した
台車があり、そこに車体が載っていますが、0系前部床下にある
搬送用の台車は、トレーラーのステアリング操作とは関係なく、
係員のリモコンで独立して左右に回転して動きます。
そんな訳で、リモコン台車の係の人とトレーラーの運転手さんが
無線連絡をしながら、リモコン台車を操ったりトレーラー側が
逆ハン切ったりして、総合車両センターの門の幅と、その前道路の
道幅一杯に使ってジワジワと道路に出てきます。


もうちょっとで道路に出てきそうな所まできました。
この時点で、0系が顔を出してから20分ほど経過しています。
歩道の縁石や、街路樹とも接触しないよう、地面に這いつくばって
リアランスを確認します。


ここまで来ればもう安心。あとはトレーラーがちょっと
切り返してしまえばおしまい。ここまでで丁度30分かかり、
時刻は25:10になりました。

この後は、後部のリモコン台車の電源(自家発電エンジンを積んでいます)を
落として、ステアリングが効かないようにロックする作業をして、
あっという間に出発していってしまいました。
歩くくらいの速度かと思いきや、自転車よりちょっと速い速度で
ガーッと行ってしまいました。
この後今夜中に鉄道博物館に搬入するので、またリモコン台車の
活躍が見れそうでしたが、もう十分堪能したので帰宅しました。


鉄ちゃんとはちょっと違う範疇の気がしますが、なかなか
面白いものを見物できましたヨ。