ラ★フランス(秋田 dayⅢ後半編)
玉川温泉に入った後は、田沢湖から「こまち」で帰れば
何てこと無いのだが、まだ昼を過ぎたばかりなので新庄に出て
山形新幹線で帰る事にする。
大曲でやってきた電車は院内行き。新庄まで行けないので
とりあえず湯沢に行って昼飯にする事にして移動する。
湯沢にも羽後交通の営業所があるのでテクテクと行って見ると、
営業所と発着所がくっついた、模型の様な作りであった。
ココも富士重5Eボディの宝庫で、夢中で撮りまくる。
<富士重5E 角目>
すると院内行のバスが発着所に横付け。昼飯はさておき、衝動乗り(苦笑)。
院内止まりの電車ある事だから、栄えた町だろうと高を括っていたら、
秋田・山形県境の峠にある町で、床屋と薬屋しか有りませんよ(泣)
仕方ないので、薬屋でナゼか売ってたポテチを食べて飢えをしのぐ。
新庄からの山形新幹線で駅弁をたべ、ようやく人心地ついた。
その新幹線の車内販売は、気の利かなそうな男性だったのだが、
案の定、「米沢で入荷する」といった幕の内弁当の手配をミスして、
筆者の右前方の老夫婦の弁当をフイにし、激怒されていた。イカン、いかんねぇ。
そうこうしている内に大宮を過ぎ、あと30分で東京。そんな時に先程の車販君の
車内放送が入る。
「車内販売からお知らせです。只今からお土産の販売に車内を伺います」
「山形名物ラ・フランスは如何でしょうか?その芳醇な香りと、滑らかな舌触りから、
果物の女王様‥ごにょごにょ‥女王と呼ばれております」
Σ(゜Д゜;≡;゜Д゜) 貴様は何を口走っとるんだ??
辺りを見回すと、他の乗客は聴いてなかったのか、知らんフリをしてるのか、
全くの無反応だ。個人的には関根勤ばりの爆笑をして、周囲と笑いを共有
したかったのだが。m9(゚∀゚)ワヒャヒャヒャ
その後、彼が販売に回ってきたが、先程の放送のせいか誰も購入しなかった様だ。
だが。
幾つかの不手際があったが、俺は彼を許す!抜群に面白かったから許す!!
そんな旅の締めくくりであった。(なんだそりゃ)