玉川温泉(秋田 dayⅢ)

玉川温泉全景

今日は温泉に入って帰京。なのだが、その温泉が曲者なんだな。
その名は玉川温泉。PH1.2という胃液よりも強い酸性の
温泉だという。新潟時代に、行った事のあるA井・K地の両先輩から
凄さを聴いて、何時かは行ってみたいと思っていたのだ。なんでも、
・効き目の強い温泉なので、生半可な心身の疲れでは湯当たりする
・傷口があれば染みる上に、溶けて抉れてしまう
・コーモンに染みるゾ
とのこと。これを聞いた筆者のイメージはといえば、


ナウシカの酸の湖


ですよ。(lll゜Д゜)ヒィィィィ 心配するわけですよ。
王蟲に押されて踵が溶けたらどうしよう     とか
蟲笛持ってないけど平気だろうか        とか 
テトは服の中でいいけど、俺はマスクどうしよう とかネ。


そんなとり越し苦労はさておき(おいおい)、バスを降り立つ。
目の前が大浴場、早速突入だ。ここは湯治宿メインなので、入浴客は
病気持ち(言い方悪いですが)の人ばかり。どう見ても健康で、
日帰り入浴の冷やかしに見える若者(筆者)は、非常に浮いてます(汗)。
でも、こちらはビビってるんですよ。協三製強酸性の風呂なんて、
どうなるんだろうと。だもんで、入口の「入浴の仕方」をよく読む。すると、
・長旅でお疲れの方はご遠慮ください
・酸が強いので浴槽内で肌を擦らないで下さい、爛れる場合があります
・身体にきつい温泉ですので、長湯をしないで下さい。数日後に湯当たりする場合があります
(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル 怖ぇ〜


まずは源泉50%の浴槽に入る。温泉とはいえ、ぬるめだ。
もっと酸の臭いがするかと思ったら、浴槽・床の木の匂いだけで、湯は無臭。
拍子抜けして、ベンチで一休み。だが、身体の彼方此方が痒くなりだす。だが、
「擦って爛れる」のを心配して、やせ我慢する。源泉50%の打たせ湯、寝湯、気泡湯
を経由して、いよいよ源泉100%へ!
足を入れたとたんに「シュッ!」と煙が!‥‥ナーンて事もなく普通に入浴。
なんだ、普通ジャン と思ってたら、来ましたキマシタ。
コーモンに染みてきます(苦笑)
更に、天井からの水滴が湯で跳ねて目に入ると、染みるシミる!
あんまり我慢するのもヤバそうなので、200数えて脱出!!!
最後に源泉50%・44℃の「あつ湯」に浸かって入浴を終える。


まあ、思ったよりは何てこと無かったなぁ、と思ったのだが
鏡で顔を見ると額にカラータイマー*1が点灯してますた。思いのほか、身体にはキツかった様です。
効き目が有ったかまだ判断できないが、一度行ってみる価値はある温泉であるな、
というのが感想である。

本日の乗車バス:
①.秋田中央交通 秋田22い・391 日野レインボー
交通公社前→秋田駅西口(秋田駅西口行き)


②.羽後交通 秋田22い・318 三菱ふそうエアロクイーン
田沢湖駅玉川温泉田沢湖・鎧畑経由 急行 玉川温泉行き)


③.羽後交通 秋田22い・・88 日野ブルーリボン'89
玉川温泉田沢湖駅田沢湖・鎧畑経由 急行 田沢湖駅行き)


④.羽後交通 秋田200か・・61 富士重5Eボディ+日産UD'88
湯沢営業所→院内(湯沢駅・中央通経由 院内行き)

*1:筆者、疲れると額に三日月の赤痣が出申す。旗本退屈男の様に‥