またまた新潟へ

栃尾営業所にて

今週もまた旅へ。我ながらウンザリしてたりして(苦笑)
今回の目的は「先輩の歓送迎会」なので、夕方に新潟へ着けば
いいのだが、それもまたツマラないので、無理やり遠回りする
ことにした。


話は変わるが、唐突に問題。
新潟で呑む時に10中8・9オーダーする食べ物はなんでしょう?


答:あぶらげ


なんですねー。正確に言うと栃尾あげ。さっと炙ったあぶらげにネギや場合によっては
納豆が乗ってるのだが、それに醤油をさっとかけて食べると絶品なのだ。


んで。
その栃尾ってのは何処じゃいな?って言うので行ってみた。
交通手段は越後交通のバスしかないのだが、栃尾行きのバスはなんと3系統もある。
桑探峠経由・新榎トンネル経由・楡原経由と。バスで峠越えってのは面白そうだったが、
朝夕しか運転されていないので、新榎トンネル経由で行く事にする。
峠手前で分岐があり、右に行けばあの山古志村だ。この辺りも震災の被害は
あったのであろう、峠の長いトンネルの前後は、未だに震災復旧工事中で路盤の
強化や補修が行われていた。


ずいぶんと長い下り坂を降りた所が表町。この辺りは古き良き街並みというか、
表通りには古い家と共に雁木が残っており、風情がある。
町を縦横に走り回り、バスは漸く終点の栃尾営業所に到着する。


ここでデジカメの電池が力尽きる。しかしこんな事もあろうかと、準備は万端。
フッフッフと予備の単三電池を取り出し装着。スイッチON!
‥‥Oh!No!!デンチギレデスネ ‥‥orz
雁木の街並みも、3匹のノラネコも、廃工場も。ぜーんぶデジカメには撮れずじまい。
(/□\*)ウエーン


それにしても、ココは静かで良い街でした。唯一の難点は、観光地ではないので、
雁木+バスの写真を撮ろうと街道に立っていると、非常に不自然である事。
って言うかむしろ「不審者」そのもの。
ネコを撮るんで歩道に這いつくばったりしてるので、さらに「不審度」UP!
良いんです、不審だって。撮りたいものを撮るタメに遠路はるばる来てるんですから。
と、自己弁護したりして。


そんなこんなで3時間の滞在時間があっという間に過ぎ、新潟へ向かう。
帰りは楡原経由のバスに乗ることにした。
ちなみに、肝心の栃尾揚げ。
街の彼方此方で売っていたのだが、ナマモノであるので持ち帰れず。
あぶらげ定食も店が閉まってて食べれずじまい。


更に帰ってから調べたところ、栃尾越後交通(電車時代)の廃線跡があるという。
全くのノーマークだったので、何処が跡地か調べもしなかったですよ。
峠越えのバスに、あぶらげ廃線跡巡りと、再訪を誓いつつ栃尾を後にしたのだった。

本日の乗車バス:
①.越後交通 767号車 日野HU'88
快速 長岡駅東口→栃尾車庫
(立川病院・中央病院・新榎トンネル経由栃尾車庫行)


②.越後交通 1157号車 富士重7Eボディ'94+日産UD
急行 栃尾車庫→長岡駅大手口(楡原・見附経由 長岡駅大手口行)


③.新潟交通 G1435-1 三菱ふそうMP218 後扉
新潟駅→古町(三越前)(11A 信濃町先回り浦浜経由 循環新潟駅行)