緊急停車。

京急600系

会社帰りに上大岡から京急快特に乗った。
一部友人の間で「プリングルス」と勝手に呼んでいる
600系12両編成がスルリと到着した。


上大岡駅を猛烈な加速で出発する。
強烈なGが体に掛かる‥‥ってのは大袈裟だが、
急発進する車に乗ると、車の後部が慣性により沈む、
まさにアレだ。電車の後部が明らかに沈みこむ。


加速が終われば電車は急カーブを曲がり、制限速度でブレーキをかけ、
そして猛烈な再加速で横浜を目指す。この乱暴な素晴らしい乗り心地が、実は京急の醍醐味だ。
通にはたまらない揺れと加速感だ(笑)。


バシュッ!っと排気音と共に非常ブレーキで急停車。南太田駅手前だ。
1分程、音沙汰も無く停車。と、にわかに窓の外が騒がしくなった。
窓を開けてみると、ピザ屋のバイクが踏切で横倒しになり、踏切遮断竿が
折れ曲がっており、車掌氏とピザ配達員氏がバイクを立て直している所だった。
どうやら直前横断して、渡った先が階段になっていたのでモタついている内に
快特が猛烈な速度で突っ込んできたのだろう。
誰も怪我しなかったのが不幸中の幸いだ。
車体にも異常は無かったとの放送が入り、運転を再開した。


それにしても。
この事故処理の間にも、下りの列車は徐行で通り過ぎてゆく。
俺の乗った快特も、現場に7〜8分停車し、横浜では5分遅れに
戻っていた。
京急の処理能力と対応の素早さには感心する事しきりだった。


JRだったら、1時間は上下線で立ち往生してたのではないかト。
そこら辺りをJRにはあれして欲しいものだ、などと思ったりした。

本日の乗車バス:
横浜市交通局 港南営 8-3622 日野ブルーリボン'98 ワンステップ
港南台駅上大岡駅
(111系統 環境センター・洋光台駅経由 上大岡駅行)