はえたたき。(北海道 day4)

@上常呂駅

いよいよ今日は最終日。
これまた4月で廃止になる「ちほく高原鉄道」を撮りに行く。
下調べ無しなので、とりあえず行って見て撮影に不向きだったら
先に進む形、つまり出たとこ勝負だ。
まずは北見から上常呂までバスで行ってみる。


常呂に来たのは、この駅で北見発の2番列車と北見行1番列車が
交換するからだ。並んだ列車と学生を絡めて写真を撮りたかったが、
何と上下線のホームは互い違いに成っていた orz
しかし、この周辺には「はえたたき」と呼ばれる鉄道電線柱が建っていた。
こんなSL時代の遺構が未だ現役であるとは思いもよらず、わざと電柱を
入れた写真を撮っておく。
これは大きな収穫だ。

はえたたきとCR70>


今度は訓子府へ移動。またまたバスで、だ。
ここは次の列車が交換するので来てみたのだが、何とこの駅もホームが
互い違いだ。訓子府は駅の反対側に訓子府高校があるため、構内の
踏切を渡って学生が行き来してるのだが、駅舎の陰になって上手く撮れない。
そうこうしている内に列車がきてしまい、学生も、交換列車も構図が
煮え切らないまま撮影。
何だか納得行かないので、そのまま置戸行きで終点まで向かう。
車内は俺を含めた葬式鉄(笑)が3人。お互い牽制しつつ、車内を撮ったり
車窓を眺めたりで妙な雰囲気だ(苦笑)。


置戸に来たものの、上常呂の「はえたたき」写真を撮れた事でいささか満足して
しまったので、北見へ戻るとする。
やってきた北見行きの列車は老若男女、というか、老男女で一杯だ。
 ちなみに一昨日乗った金華行き4652Dは学生満載便で、車内は
女子高生の黄色い声や、男子高生の緑色い声(?)が飛び交い、大荷物とカメラを
持った俺はひどく場違いな感じを受けたが、今回はその逆バージョンだ。
爺さん婆さん方のシックな話し声が車内に満ちている。というか、内容は病気の話
ばかりなので、シックというか、Sickであるが。


そうこうしている内に北見へ到着。東急百貨店でお土産を買ったり、
北海道北見バスの車庫を眺めたりしている内に、ついに村の時間の時間が
やってきた。空港バスで女満別空港へ、そしていよいよ帰京だ。


窓から遠ざかる雪の大地が名残惜しかった。
また来年、雪の季節への再訪を誓うのであった。

今日の乗車バス:
① 北見バスターミナル→上常呂(訓子府行)
  北海道北見バス 三菱ふそうエアロスター(MBM)
  北見230う2001


② 上常呂→訓子府(勝山温泉行)
  北海道北見バス 富士重7E
  北見230う2017


③ 北見バスターミナル→女満別空港
  北海道北見バス 日野観光型


④ 羽田第2旅客ターミナル→二俣川駅北口
  相鉄自動車6563 三菱ふそうエアロクィーン'05