クライマークライマー。

つるぎ。

近頃「登山」本にハマっている。


今読んでいるのは、この本。

剣岳 ―点の記 (文春文庫)

剣岳 ―点の記 (文春文庫)


 明治時代に、当時未踏峰と言われていた越中の劒岳に
地図を作製するために必要な三角点を設置する為に
劒岳に登る陸軍参謀本部陸地測量部(現・国土地理院)の
測量手・柴崎芳太郎の話である。
 険しい劒岳へのルートは困難を極め、かつ周辺の山での測量を
しつつ、当時発足したばかりの「山岳会」との登頂競争にも
勝たねば成らない「軍」としての使命もあり、その苦闘の日々が
つづられた実話である。
 山岳小説には著書の多い新田次郎氏だけに、人物描写のみならず
山の険しさにも十分に書かれており、登った事のない自分にも山の
厳しさが十二分に伝わってくる。
 まだ半分ほど読んだ所だが、この先どうなるかワクワクしながら
読んでいるトコロだ。


 週刊モーニング誌に掲載のコチラも登山モノ。
登山+三角関係が話の軸になっていて、これまたこの先が
気になる展開だ。

イカロスの山 1 (モーニングKC)

イカロスの山 1 (モーニングKC)


と、散々山に興味を示しつつ、登る気は全く無いのである。
「丘サーファー」ならぬ、「丘クライマー」とでも言った所だろうか(苦笑)。