忘れん坊将軍。

中身だろっ!

無性に村上春樹が読みたくなって、
先週実家に帰った折に何冊か大宮へ持ってきた。


読み始めたのは「羊をめぐる冒険」。結構好きな話だ。
もう4〜5回は読んでいる。
と、ここで結末を全く覚えていない事に気が付いた。
途中途中は妙に覚えている所もあるのだが、結末となると
さっぱり覚えていない。
まあ、下巻に辿り着く頃には思い出すだろうよ、と
タカを括ってたが、結局最後まで思い出さずに読破してしまった。


試しに村上春樹の他の本も、結末を思い出してみたが全然覚えてない。
皮剥ぎボリスだとか、飛行機の中で悲しい気分になった場面とか、
所々は覚えているのだけど。
日常生活で忘れっぽい事はないが、そういえば本や映画は
スジや結末が結構うろ覚えな事に気が付いた。


でも、考え方を変えると、
何度読んでも観ても、常に新鮮な感覚。
結構、おトクな気質なのかもしれないネ。