定例会(岳南鉄道編)

岳南原田

今回の定例会は岳南鉄道に行ってきました。
仕事ぐだぐだでクタクタマシーンなので、
案の定寝坊するしまつ。予定外に新幹線で三島まで
かっ飛びました。出費痛いなぁ‥


さて、吉原駅でyaminabe氏と待ち合わせていざ出発。
まずは朝の貨物列車を取るべく、岳南原田で下車。
まだかな?まだかな????


来ませんでした‥‥しくしくしく。
気を改めて隣の比奈へ向かうとぉ???

なんと!古豪501がパンタを上げて待機中ですよ!
これは午後の貨物に期待がかかりますヨ。


とりあえず午前中の貨物は無いので、入換も無し。
ってな事で岳南富士岡に足を伸ばしてみます。
すると大変な事に!

<5103解体中>
アチャー(´Д⊂
確かに運用を離脱して随分経つまま、放ったらかしでしたが
まさかこのタイミングで解体されてるとは!!
手前の編成も、既に窓枠が無く、現在解体中の5103が済んだら
次にはやっつけられちゃいそうです。

ホームの側はまだ大丈夫に見えますが、反対側はこの通り。

<側面解体済み>
夕方にはただの鉄塊になりそうですよ‥‥


お昼を食べて比奈に戻ると、丁度午後の貨物に備えて、入換が
始まった所でした。駅から入換係員氏を載せて、製紙工場へ
行ってしまい、しばらく遠くで汽笛が鳴ってましたが、30分もすると
係員氏を鈴なりに乗せて帰ってきました。

<鈴なり>


程なくED403牽引の貨物が吉原から到着。
ホームで一旦停止の後、すぐに下り方に引き上げ
いよいよ岳南名物 貨車突放がスタートです。

まずは1両を5番線へ突放

もう一両のコキを3番線へ突放

じわじわと機関車から離れていきます
この3番線のコキ車は、3番に止まっている501にそのまま
連結すると言う算段。
まだ機関車まで距離があるので、係員氏も余裕です。


機関車まで100mを切った辺りから、手ブレーキハンドルを
ぐるぐる回して減速します。激突すれば事故どころか、生命の
危険もあるので、ホントに必死でハンドル回してます。

<必死に手ブレーキで減速中!>


そして連結。

この日はコキ車が検査出場したばかりなので、手ブレーキが馴染んで
無かったのか、効きが悪かった様子。少し速度が高かったので、
弾いてしまい、機関車をバックさせて再連結してました。
いやはや、コレは大変な仕事ですね。


さて、501に連結された貨車は、隣の岳南原田に行って側線に
押し込まれてきます。代わりに前日送った貨車を引き取って、501が
帰ってきます。

<岳南原田から帰還>
この列車はそのまま比奈〜岳南富士岡間の貨物側線へむかい、
比奈からED403が迎えに行ってすぐさま吉原行きとして出発。
比奈駅を通過して吉原へ去っていきます。


今日はコレで終わりかな?と思ったら、貨物側線へ行った501が
戻ってきて、比奈駅の側線にあるワム車を入換。
上り側線にいた貨車を下り側線に入換えて今日はオシマイ。

パンタを下げてしまったので、店じまいというワケです。


午前中のワム車突放入換えも見たかったですが、午後の作業も見れたし、
何より501が走ってるのを見れたので大満足でした。
解体が始まってしまった5000系の最期の姿も記録に残せたし。


最後にもう一度岳南富士岡に行ってみると、

5103は解体が進んでクル144みたいになってました‥‥‥合掌。