こぼれ落ちるもの。

wald-Bahn2010-01-19

毎日毎日、仕事でもプライベートでも、様々な
情報が入ってきます。
それら一つ一つにガップリ4つに組んで、
解決なり回答なりしたいのは山々ですが、
様々な理由で(主に時間の為に)そうは問屋が
卸さない訳です。


例えば友人からのメールにしても、その内容全てに
コメントなりレスをつければ、膨大な長文になるうえ、
自分の伝えたい事を別に書けば、更に長くなるわけです。
 それはお互いの読みやすさとか、時間的な制約によって、
結局何処かでスルーしたり、放棄したりせざるを得ない
のが現実としてあります。
そうやって、ポロポロとこぼれ落ちている情報が、このところ
増え続けているような気がします。そしてそれは、ある種の
不誠実なんじゃないかな?とも思います。


で。


結局、そんな状況を解消するのは、実際に会って話をするのが
唯一の解決方だと言えます。電話でも、メールでもなく。
よく私の会社では「へそを合わせる」なんて言い方をしていますが、
要は面と向かって話し合って、こぼれた情報を汲み上げて
必要な情報をプールし、考えを一緒にするという事です。
そういった積み重ねが、何をするにしても必要なのです。


ただ、相手が話し合いのテーブルにつかなければ、情報はこぼれ落ちる
ばかりになり、そのうちこぼれている事すらどうでもよくなります。
ダムから放水するみたいに、少しづつ情報も減っていき、最終的には、
干上がったダムと同じになってしまいます。


という事で、今日はダムが一つ干上がりました。
仕事にしろ何にしろ悲しいことですが、仕方ないことなんでしょうね。