ニュージャージ探検。

wald-Bahn2010-09-26

平日で疲れ切って昨日は一日寝てたのですが
アメリカまで来て引きこもりに来たわけじゃない!
という事で、思いつきでニュージャージートランジット
を撮影に行って来ました。


とはいえ、撮影地も良く分からなかったので、とりあえず
Northeast Corridor線とNorth Jersey Coast線の分岐点である
Rahwayという駅まで行ってみることにしました。


マンハッタンのペンシルバニアステーションから電車に乗って出発。
ハドソン川の河底トンネルを抜けると、そこはニュージャージー
景色はといえば、いきなりの一面のススキの野原が出現します。
NYの郊外は森林が多く、また北の方は沼地が多いので、ススキヶ原は
今まで見かけなかったので新鮮でした。


ニューアークで急行から各駅に乗り換えるついでに駅撮りを開始。
早速アムトラックが通過しましたが、基本的にはアムトラック
機関車牽引なので、メトロノース鉄道みたいに制御客車は無いと
思ってたら、トラ塗りの制御客車が先頭でやってきました。


さて、乗り換えの普通列車はというと、なんとビックリ
機関車牽引で、2階建て客車がやってきました。
しかも客車10両編成。

客レ好きとしてはハアハアしちゃいました。
しかし、2階建て客車で車体断面が大きいにも関わらず、
架線高さも高いので機関車が後パンなのに直立してて、
パンタが切れかけちゃいましたよ。。。(´д`;)


さて、到着したRahway。
駅のホームからの景色はこんな感じ。

もしかして危険な感じだったらどうしよう?とか思ってましたが、
街を歩いても安全そうな様子。安心して駅撮りを開始しました。
早速アムトラックがやってきました。

突然来たので、ホーム先端まで間に合わず、中途半端な構図に。


お次はニュージャージートランジットの電車。

何かとてもレトロな顔つきで、東急7000系あたりを彷彿と
させますが、それもそのはず、今は無きバット社製。
スカート部に黄色く塗った中間連結器をぶら下げていたり、
古い顔の割にはインバータ(チョッパ制御?)音をさせつつ
加速していったり、屋根にはブレーキ抵抗器を積んでて陽炎を
立ち上られつつ入線してきたりと、ちょっとヘンテコな車両です。


ヘンテコの極めつけがこのパンタグラフ

いっそシングルアームパンタにすりゃ良かったのに、という
ひし形パンタを載せていました。


もう少し撮影を続けたかったのですが、天気も悪くなってきたので
撤収することに。マンハッタン行きの電車までちょっと時間が
あったので散歩。

駅のそばにあった市役所を撮影したら、あとは取り分け何も
見当たらない街でした。分岐駅なので大きいのかと思いましたが、
意外にこじんまりしててビックリでした。
今回撮影地の目星をつけられたので、次回は天気の良い日に再度
来て見ようと企んでいます。