Amtrak40周年(その1)。

wald-Bahn2011-05-07

今日、5月7日はNational Train dayと
言うことで、日本で言う鉄道の日
という訳です。
折りしもAmtrakが40周年という事で、
その記念行事をワシントンでやると聴き付け
電車で3時間かけて行って来ました。


11時からの車両展示なので、10時半頃に着けば良いだろう
と到着したら、既に展示場に並ぶ人で構内は大盛況。


兎にも角にも列に並んで11時からのスタートと同時に入場。
ワシントン駅の行き止まり式ホーム5線に展示車両が並べられ、
端から一筆書き方式で、車内の見学をするツアーになって
いました。まずは一応Amtrakの最新型特急電車、Aceraから。
展示は鉄道マニアだけではなく、広く世間の人に、鉄道は
こんなものですよ、というのを広める為にやっている様子で、
1等車ではこんな食事が取れます、という展示がしてありました。


お次は個人所有の客車。この後にも何両か出てきますが、
個人で食堂と寝台を備えた(場合によっては別々)車両を
所有するのは、アメリカでは一つのステータスなのかも
知れません。なにやら上品そうなオジサンが、車内のソファーで
にこやかに「マイカー」の説明をしていました。

ちなみに、こういった車両は、たまにAmtrakの定期列車に
ブラ下って走っています。


隣には40周年記念塗装(旧塗装のリバイバル)の
406号機が展示してありました。窓越しじゃなくて、
順光で綺麗に撮りたかったなぁ‥


お次はAmtrakの2階建てsuper-Linerです。
名前からすると、コンテナ貨車みたいですが、Amtarakでは
一番幅を利かせている客車です。寝台車、食堂車、座席車が
2階建てになっています。車両限界が大きいので、
ワシントン〜ニューヨーク〜ボストン間以外のAmtrak区間
運用されています。


こちらはもう一両の40周年記念塗装車(822号機)。

係員のオッサンにカタコトの英語でこの機関車のコトを聴きましたが、
・この機関車はシカゴから来た。
・営業運転には使われている。
・運用区間は特に決まっていない。
の3つだけしか分かりませんでした。何とかして運用中の姿を
撮りたいですなぁ。


最初にも書きましたが、一筆書きのツアーなので、前に並んで進む人は
トイレでも行かない限り常に同じです。
で、前に居た東洋人の人が、どう見ても日本の鉄ちゃんだろう?
って格好をしていました。多分そうだろうけど、お互い様なので(汗)
そっとしておきました。


お次の列車は、荷物車を改造してAmtrakの10年毎の移り変わりを
展示していました。その中にあったAmtrakの従業員が70年代に
着ていたセーター。シンプルだけど分かりやすいデザイン。
今売ってたら、買うなぁ。

ちょっと「オーマイキー!」を思い出しますが(苦笑)


そして最後の2000年代のところにあった、
新型電気機関車のパネル。独シーメンス製で、
近々お目見えするとか。
なかなかカッコいいですね。

コレを見て、EF510をAmtrak塗装にしても結構似合うんじゃないか?
なんて思ってしまいました。誰か試しにやってくれないかな。


ちなみに、この新型機が入ると、恐らくコイツ達が
廃車になります。

早く撮っとかなきゃ。


という事で、次回に続きます。