ひねもすのらりくらりかな。

万代シティ

今日は事業所閉鎖に伴う異動の第1陣が出発。
9時半に正門前で異動者40人を、残った者が拍手でお見送り。


第1陣は皆、いい顔してるね。勝ち組だもんなあ。
残った人も笑って送り出してたケド、結構ボディブローの様に
効くんだよね、精神的に。後でサ。


前職でそうだったが、人が辞めても仕事は回るんだけど、
「辞めた」という事実が残った人に様々な影響を与えるんだよね。
よく分からないけど凹んだり。意味も無くあせったり。
居なくなった人の代わりは、仕事上は代替可能なんだけど、チームの気分を
盛り上げたりっていうメンタルな部分は、同じ方法では他の誰にも果たせないんだよね。


要するに喪失感なんだろう。
この「喪失感」は気付くまでに時間が掛かるんだよね。
気付いた頃には相当凹んでるというか、取り返しのつかない所まで
来てたりするんだよね。
その結果、「俺も辞めようかな」なんて思ったりする訳なのだが。


今回は異動だし、数ヵ月後には自分達も追っつけ異動になるのだけど、
その数ヶ月間は居なくなった人の喪失感と向き合うシビアな状況が
待っているのだろうね。


そんな状況になったことの無い(本当は17年前に経験している筈だが)、
皆様方はなんだか「ホッと」したような清々したような感じで、
更に異動者を新職場へ引率する為に、課長級のお偉方も出かけたので、
会社はエアポケットに入ったような虚脱状態に。


筆者は経験済なので、必要以上に凹んだり、転職を考えたりはしないが、
皆は大丈夫かな、なんてコトを考えたりした。
とはいえ、凹むだなんだ幾ら筆者が口で言ったって、


人間、経験した以上の事は想像できない


のだから、言っても仕方が無いのダ。つまり「知らぬが仏、言わぬが華」って奴だ。


ってなことで、本日はのらりくらりと仕事をやって、帰宅したのであった。