ローカルバスの終点へ。

Newエアロスター@作並深沢山

土曜に白沢駅前から乗った仙台市営840系統
作並温泉行)は、どんな場所まで行くのだろうか?
乗車してからふと思ったので、終点まで乗る事にした。


作並温泉行きなのだから温泉街で折り返すかと思いきや、
作並温泉元湯』バス停手前で運転手さんが
「温泉の方はここで下車ですヨ〜」と声を掛けてくれる。
どうやらバスは作並温泉を抜け、更に3km程山に登った所が終点だという。
「声を掛けないと良くお客さんが間違われるんですよ。終点には
何も無いですからねー。たまにそれでも行くってお客さんが居ますけど(笑)」


えーっと、スイマセン。それでも行くって客がココに(苦笑)


結局、元湯で3名が降り、終点へ行くのは私のみ。
気さくな運転手さんで、私の首に下げてるカメラを見て
「今日、仙山線に変わった電車が走るんですか?」
と声をかけてくれた。電化50周年で客車が云々との私の説明に、
「なるほど。列車の方は私どもの関連会社なんですが知りませんでしたよ」と。


なぬ?関連がいしゃ?


そういえば運転手さんの帽子にJRマークが入ってますよ!
聴けば、先日から「運行に関わる業務」を仙台市から委託したそうで、機材(バス)や
そのメンテナンスは仙台市で行うが、運転はJRバス東北で行うのだそう。
意外な取り合わせにビックリしたが、その後話すうちに、運転手さんの同僚と、
私の友人がとあるイベントに一緒に参加するという事が分かり更にビックリ!!�堯福❼ァ�||)
もちろん、その同僚・友人同士は面識が無いが、ちょっとした事で人とヒトの
つながりがある事に、感心するやら驚くやら。


そして到着した終点『作並深沢山』は、国道脇の舗装された広場で、
辺りには人家も全く無く、乗務員用の簡易便所があるだけの殺風景な場所だった。