ツクバの友。

筑波山。

山おんな』こと、お恭夫人の肝煎りで筑波山に登ってきました。
待ち合わせの藤代駅前に行くと、ヒロヤ氏・お恭夫人の夫婦に
地元カツ氏、新潟から参戦のヤチ氏が山支度で待ち構えてます。
流石にもう大人なので、サンダルで来ちゃう人は居ませんね。
(って、後でそんな人達を見かけるんですが)


駐車場から山頂までは約90分。なんだか「大したコト無いよな」という
気分もしますが、筑波山とはいえやはり「山」なので、登り始めて15分程で
ゼエゼエと息が切れるし、今日は蒸し暑いので滝の様な汗が出てきます。
水分を汗で出しちゃうと、また「石」が出来ちゃうので結構心配しつつ登山。
まあ、心配したって出来る時は出来るんですがネ。


それにしても思ったのは、登って居る間というのは、意外と脳味噌を
使っていないもので、登るという単純作業の他にはスリープモードな
ワケです。その間、脳味噌はどうするかというと、日々のことやら
仕事の事やらを考えるともなしに考えるわけです。
実はこのボケーっと考えてる時間って言うのは、脳に良いんじゃないかな?
って常々思うわけです。
過去(数週間前)から今までを何となく再生して、問題のあった所や、
見過ごしてた所にフラグを立てておいて整理する、
みたいな作業は、実は忙しい日々の中ではなかなか出来ないわけですよ。
こうやって山登りをしてる時とか、鉄ちゃんしてて撮影地で数時間列車を
待つ時とかのボケーっとする時間でこういった「デフラグ作業」が出来るのでは
ないかと。
とまあ、こんな事も山を登りながらボケッと思いついたのですが。


さて、そんな事を考えてるうちに男体山にも登頂し(って超キツかった)、
お昼にする事に。ココでヒロヤ氏とお恭夫人が取り出したのはコンロとコーヒーセット。

今日の登山の趣旨は「第1回山頂でおいしいコーヒーを飲む会」発足記念登山なの
だとか。そのタメに夫婦してコンロに水に人数分のカップを背負って来たんですから、
大したモンです。脱帽です。
でも苦労した後なので、コーヒーがウマイこと。汗かいた後なので、意外と体も
冷えてるので、熱いコーヒーが染み込みますよ。
じゃ、「第2回は富士山頂で開催ですからね」、とサラッと決められましたが、
おいおい!!(((゜Д゜;)))
いきなり標高4倍じゃないスか!!
が、何だか押し切られそうな予感‥‥


コーヒーで一息入れたら女体山へ。男体山に比べると、岩の剣が峰と言った感じで、
眺めもこっちの方がダントツです。

筑波山(女体山側)山頂>

さあ、後は下山するだけです。が、ナゼかこちらの女体山側はチャラチャラした格好の
人が多くて、マルイに買い物でも行く様なヒョウ柄の彼女連れなどが、岩場を登って
きてました。明らかに山登りに適さない肩掛けバッグを持たされた彼氏はブチ切れて
ましたが、まあどっちもどっちですよ。
 そんなやり取りを我々は高みの見物‥‥んな訳無くて、登りよりも岩ゴツゴツの
山道を下るわけで、だんだん膝が半笑いから大笑いになりました。
最後は立ち止まってるのに、膝だけはアイドリングしてる状況まで進化(?)。
文字通り膝がガクガクになりましたよ。


そして歩く事2時間。ようやく下界に降りてきました。
下界ではニャンコのお出迎え。

<おつかれちゃ〜ん。>


約10年ぶりの山登りでしたが、辛かったけど結構楽しめました。
健康にも良さそうだし、またどっか登りたいですね。
でも、ホントに富士山に登るの???