北海道へ(Part2)

711系。

さて、北斗星撮影の本番日。
天気は?というと生憎の雪模様、というかミゾレ模様。
露出は上がらないし、一番濡れる最悪のパターンです。


ともあれ、行ってみなきゃ撮れないのでとにかく出発。
到着するとミゾレは雨になって来て、しかも本降り。
困ったモンです。
撮影地は近くに踏切も無いので、車内で待ってるワケにも
行きません。困ったなぁと思ってたら、幸いな事にレンタカーが
ワゴンRだったので、後部ハッチを屋根代わりにすれば車外で
線路警戒しつつ、濡れずに待てますよ。これはアメリカ人の様に
合理的ですよ!(そうか?)


さて、トップバッターはカシオペア。厳しい露出ですが、車体が
明るい色なのが救いです。

カシオペア
ドリャ!と撮ると、何だか変なオマケも付いてますよ〜?

<カヤ27>
ありゃ!代務電源車カヤ27ぢゃないですか!
思わず「カヤオペア」が撮れましたよ!


あとは続々とやってくる寝台を撮っていきます。トワイライトに北斗星1号。

北斗星1号>
この次の北斗星81号を撮ったら移動しようと思ってましたが、
続行の貨物が来ません。年末なので運休かもな、と北斗星を待ちますが、
待てど暮らせどやって来ません。オマケに上り列車まで来なくなる始末。
おかしいなぁ?と思ってたら、同期のK氏から「白老で送電事故の為運転見合わせです」
とのメールが入電。
こうなると、ダイヤも乱れるし、いつ列車が来るか判らないロシアンルーレット状態。
そんな状態で待つのもバカバカしいので、スッパリ諦めて温泉へ行く事へ計画変更。
支笏湖温泉に行くかな〜と、車を走らせます。ここで再度K氏から入電。
81号は2時間、3号は40分の遅れだと言う話です。
ここでふと「苫小牧の南で待てば撮れるかも」と、『スッパリ諦めた』筈なのに
揺れる乙女心(?)
結局、昨日仮眠した錦岡へ行く事にしました。


錦岡に着くと凄まじいばかりの強風が吹き荒れてます。
しかも雨が降ってるので、台風みたいな様相を呈していて、何だか
列車が風規制で運休の悪寒‥‥じゃなくて、予感がしてきました。
今度こそスッパリ諦めて、苫小牧で車を返却。当初予定16時の特急で青森を
目指す所を、11:20の特急に乗ることにします。
その特急は朝の送電事故の影響で1時間遅れで到着。
乗るなり「八雲での倒木で遅れが見込まれます」とのこと。
こんな時は焦っても仕方ないので、うにいくら弁当を食べつつ、車窓をノンビリ眺めます。


結局函館には遅れが増大して2時間15分遅れで到着。
2時間遅れれば特急券が払い戻しになすのですが、この日は4本の特急が遅れて、
しかも立て続けに函館に到着したので、何と払い戻しの現金が底をついたとの事。
結局
「証明のハンコを押すので、最寄のJR北海道の駅で払い戻しをして下さい。1年間有効です。」
との事。

<2時間以上遅延 払い戻し要す 函館駅


えーっと。


大宮から一番最寄の有人駅は
木古内なのですが何か?

ま、そうは言ってもど−せ1年以内には北海道に来るもんネ。
予感というか、確信があるもんね(苦笑)
他のお客さんはブチ切れてたけど、そりゃ〜もう鷹揚でしたよ、ワタシは。


という事でJR北海道銀行に3020円を預金して、今夜は青森泊。
明日も寝台列車を撮影ですよ!