山口デラックス旅(day3)

西戸崎駅。

今日も早起きしてムーンライト九州の撮影からスタート。
場所を悩んで時間が無くなって、適当な場所で撮影しましたが、
今日はカンカンに晴れてしまったので正面に日が当たるのみで
側面は丸ツブれで見事撃沈。


気を取り直して貨物をちょっと撮影する事に。
東福間駅でまずは上りの貨物を撮影。

<8050レ(EF81 403)>
今日は403号機がやってきました。昨日撮った機関車では
ないので、ゴキゲンですよ。


ホーム端で撮影していると、ホームの除草をしていた駅員氏に
声を掛けられました。「何処からいらしたのですか?」
というので「埼玉です」と答えると、
「わざわざ来て頂いてありがとうございます」と、お礼を言われて
ビックリ。物好きだねえ、という反応は良くあるのですが、
素直に「ありがとうございます」とお礼を言うのは、JR九州
社員教育が出来てるのか、たまたま人間のできている駅員氏に当たったから
なのか判りませんが、すごく嬉しいものです。旅のヨロコビと言っても
良いのではないかと。
来て良かったなぁ、と単純に思いました。


これからどちらへ?なんて話をして、駅員氏は「良い旅を」と事務室へ
帰っていきました。そのままホーム端で撮影をしていると、「お客様」と
呼ばれたので振り向くと、先程の駅員氏が。
「お土産にどうぞ」とJR九州のケータイクリーナーを頂いてしまいました。
いやはや、梨元レポーターでなくても「恐縮です」の一言です。
こういう事があると、また九州に来たい!と思いますね。


さてさて、下りの貨物があるので、今度は昨日の夕方の撮影地へ。
晴れれば朝のムーンライト同様、正面に日が当たるのみですが、
少し雲が出てきたので大概な感じに撮れましたよ。

<5059レ(EF81 304)>
来たのは銀ギン304号機。さすがにこの場所で撮るにはもういいや、
という贅沢な感想(苦笑)


さて、折角九州まで来て、機関車撮って帰っただけじゃツマラナイ!
という事で、今まで行ったことの無い場所に行く事にしました。
海ノ中道ってどんな場所?と気になってたので、香椎線に乗車。
海ノ中道駅は公園の真っ只中にあることや、観覧車もある場所だとは
初めて知りました。が、炎天下に公園に行くのはパスしてっと。
終点の西戸崎まで乗ってみることにしました。


金印で有名な志賀島には志賀島橋を渡って3km程。
金印発見の地を見てみたい気もしますが、既に11時で
15時半の飛行機を考えて逆算すると、時間的に厳しい感じ。
という事で、志賀島は次回のリベンジ対象に指定して、
船で福岡港へ渡る事にしました。
海から見る志賀島は意外とデカいです。一周で小一時間位かと
舐めてかかってましたが、やはり断念して正解だったみたいです。

志賀島


フェリーはたった15分で西戸崎〜福岡港を結んでいます。
ちなみに始発は志賀島なので、次回は福岡港から30分程で志賀島
ダイレクトインできる事が判明。これは強い味方ですね〜。
快走する船から博多港が見えてきます。


中にはひときわ目立つドームが見えます。

あれがガウの攻撃からホワイトベースを隠した所ですよ(嘘)


さてさて、15分の船旅はあっという間に終了。博多港周辺には
港湾倉庫やサイロが立ち並び、これはコレで何だか萌える風景。

港湾施設萌え>
横浜みなとみらい周辺でも、10年ほど前までは嫌と言う程見えましたが
急速に観光地・商業地化する中で、あっという間に移転・解体によって
姿を消してしまいました。


さて、天神でお昼を食べてもうヒト踏ん張り。
これまた以前から気になってた筥崎宮をお参りする事にしました。
天神からそう距離は無いので、景色の見えるバスで行きたかったのですが
時間の制約上、地下鉄で参拝することに。
駅の階段を上れば、参道のど真ん中に顔を出します。
ちょっと歩けばもう本殿。

筥崎宮(本殿側)>
楼門には「敵国降伏」との額が掲げられています。
平安時代醍醐天皇が贈ったものが起源との事ですが、
神社の割に攻撃的な一文にギョッとしました。


その参道は海まで続いています。そこにも鳥居が建っています。
ちなみに、海の上に架かるのは都市高速ですが、以前に
その都市高速を走る路線バスからこの鳥居を見たのが、
今日の参拝のキッカケとなったのです。

筥崎宮(海側)>
しかし、鳥居に落書きをするという感性が僕には理解出来ませんね。
こういう輩こそバチ当たり、って奴でしょうね。


さて、九州滞在のリミットが来てしまい、空港へ急ぎます。
チェックインも終了したので、何の気なしに展望デッキに
行って見ると、ジャンボ747が折りしも離陸する所でした。

<ジャンボジェット>
大して飛行機を見てる訳ではありませんが、最近気のせいかジャンボを
見掛けなくなってたので、ココゾとばかりに激写してきました。


さて、あっという間に空の旅も終わり、あとは大宮に帰るのみ。
リムジンバスは発車まで一時間もあったので、京急で都内へ出ることにしました。
品川でJRに乗り換えて、ふと時計をみると、おっ!「イイ時間」。
ってな事で田町で下車して、「はやぶさ富士」を撮影です。

はやぶさ・富士
はやぶさ・富士で旅の撮影を初めて、はやぶさ・富士で〆る。


ぐるりと回ってニャンコの目。
これにて九州の旅が終了です。