人生我以外皆師也。

ヒロシです‥

宮本武蔵の言葉だったと思うのですが、
「自分以外は皆、師である」
という言葉があります。最近そんな事をふと思い出したので
今日の話題。


先日来、後輩とドライブで出かける事があったのですが、
趣味の話から昔話に恋バナと、結構多岐にわたる話題に
なります。
そんな中で、自分なりには「こうだろうなぁ」と思いながらも
色々考えすぎて、結局「そうじゃないかな」なんて思うことが
多々あります。
その話を後輩と話してみると、結構あっさりと「答はこうじゃないですか?」
と最初に思ってた事を導き出したりします。若いからなせる技なのか、
実は私以上に経験値があるのか、そこの所は判りませんが、
「ふーん」と感心する事も結構有ります。
自分の年齢の半分位しか生きていなくても、ある話題、ある分野においては
やはり学ぶ事はあるのだな、と思いました。


もう1つ。
先日の撮影で、ある人が5歳の息子さんをクルマに乗っけて登場しました。
最初は人見知りして話もしてくれなかったのですが、午後になるとだいぶ
慣れてきて、紫色と青色の違いだとか、ミニカーの話だとか、そんな
たわいもない話をしてました。
後部座席に居た私は、運転席の父親氏とも話をしてたのですが、
息子さんが「このミニカーは紫色?」と聞いてきました。
私は運転席を向きながら「そうだよ」と返事をしたのですが、
彼はもう一度「このミニカーは紫色?」と聞いてきました。


そこで気付いたのですが、子供はキチンと目を見て話をしないと
「会話した」とは受け取らない様です。
逆に、いかに普段の生活で自分がおざなりな返答をしてたのか、
という事にも気付いたわけで、相手が5歳の子供とはいえ、
教わる事はやはりあるのだな、と思った次第でした。