北海道旅(宗谷編1)day1

サロベツ

寝不足のまま旭川空港に到着。
バスと特急列車を乗り継いで、名寄からはレンタカー。
目指すは音威子府に停車中のラッセル列車です!!!
時間があるのでロケハンしつつ国道を北上します。
趣味誌には毎日運転とありましたが、もしかしたら走ってない
こともありえる訳で、行って確かめるまで少々不安です。


さあ、音威子府構内に入ると‥
目標を肉眼で確認!!!


こうなったら、あとは追っ掛け倒して撮るばかりです。
まずは音威子府の発車を押さえます。同業者氏も3名。
北海道にしては「祭」と言っても良い人数じゃないでしょうかネ。

単線型DE15のラッセルは実は初見参。
やはり実物の迫力は、スゴイですね。カッコイイし。
早速病みつきになりそうです。


さあ、撮ったらルマンスタートで追っ掛け開始です。
とはいえ、先程ざーっと下見してきただけなので、マゴマゴしてる
うちに、初野の駅まで来てしまいました。已む無く駅前の踏切で撮影。
まずは、遠くから雪を蹴飛ばしながらラッセル車がやってきます。


と、踏切のだいぶ向うで、ラッセルの羽をバタンと閉じてしまいました。


そして静々と踏切を通過。この写真では完全に回送状態。


駅を過ぎたらガルン!とエンジンを吹かして、羽を広げて爆煙と共に
去っていきました。

ラッセル撮影は踏切では撮れない』という意味がこれで良く判りました。
撮れることは撮れるけど、全く画にならないって事ですね。
常連さんにとっては当然のことでも、やはり来て見て体感しないと
ダメですね。勉強になりましたよ。


という事で、名寄まではもう一発が限度。
今日の締めを、ロケハンしておいたココゾ!という場所に向かいます。
行ってみると、誰もが「ココゾ!」と思う様で、同業者氏5名が居ました。
今日の締め写真。

うむ。大儀であった。



ここで本日は体力の限界。宗谷本線の撮影とかはせずに、今日の宿である
幌延まで行く事にします。もう、眠くて眠くて仕方なく、もうダメだぁ!
という所で、音威子府に到着。
そういえば昼飯も食べていなかったので、音威子府名物の駅そばを
食べます。ここの名物の蕎麦は真っ黒い蕎麦。

これがまた旨いんですよ。でも、食べに来るには遠すぎるのですよ。
ちなみにこの店は15時閉店。早っ!!
今日は私が最後の客でした。


折りしも丁度来た、サロベツ普通列車の交換も撮影して。

幌延に向かい再出発。
しかし、結局途中でどうにもこうにも眠くなり、道路わきの雪壁に
メリ込みそうになる事3度。さすがにもう限界なので、結局
チェーン脱着場で仮眠しました。30分のつもりが90分も寝てしまい、
気付いたら辺りはすっかり暗くなってしまいました。


結局、音威子府幌延を4時間もかけて到着。
いやはや、お疲れちゃんでした、俺。