北海道旅(宗谷編2)day2

複線型ラッセル。

昨日はバタンキューで寝て、今朝はすっきりお目覚めです。
7時5分の沿岸バスを撮影して、宿で朝食を取ったら今日も
ラッセルを撮りにエンジンスタートです!


まずは、利尻富士バックで雄大に撮れる、兜沼付近へ向かいます。
が、今日は天気は良いが、利尻富士は生憎見えません。
という事で、サイド気味に撮ることにしてスタンバイ。

思ったより雪煙が上がり、車体が隠れてしまいました。
風向きまで心配しなきゃいけない辺りは、SL撮影みたいですね。


さて、今度は陸橋からの俯瞰をする事にしました。
今度は正面勝ちに撮るので、風向きも関係ないもんね。
と撮ってみたら‥‥

雪、かかないやん。。。
ウィング全開、フランジャ下げですが、如何せん積もってなければ
蹴飛ばす雪もなく、こんな感じ。まあ、仕方ありませんね。


気を取り直してまた追っ掛け。
雄信内での普通列車との交換待ちを撮影する事にしました。

『鏡の国のラッセル』



『4327D交換』


雄信内の出発を見届けたら、またまた追っ掛け。
道路脇の雪壁に登って、全開で雪を蹴飛ばして来るシーンを
ようやっと撮影できました。

欲を言えば、もうちょっと望遠で切り取りたかったですね〜。


最後は音威子府近辺で一発。車両主体はもう充分撮れたので、
風景的に撮ってみました。

が、雪煙で『ラッセルを探せ』状態に。
でも、個人的には好きな画が撮れました。


さて、ラッセルは音威子府で大休止。ココからは昨日と同じ間合いに
なるので、撮っても昨日をなぞる事になります。

とりあえず音威子府の黒そばで腹ごしらえ。
朝の陸橋俯瞰、雄信内で一緒になった方とココで再会。
この先の状況や、石北ラッセルとの掛け持ち情報を頂きました。
聞けば2日のショートステイで宗谷ラッセルのみ撮りに来てるとか。
「マイルが貯まってるので、来週また来れば良いかな」
とのこと。
いやはや、凄まじいばかりのラッセルへの、のめり込みっぷり。
男らしいですね。
一冬に一度しか来ない私は(というか普通そうですよね)、一度にあれも
これもと掛け持ちして、移動に次ぐ移動でくたびれ果てるのですが、
こういったじっくり型の方が、撮影には良いのかもしれませんね。


さて、レンタカー返却の都合もあり、午後の宗谷ラッセルは断念して、
旭川を目指します。時間的には石北のラッセルも間に合うのですが、
士別でバスの車庫に行きたかったり、高速代をケチったりしてたら、
石北ラッセルがギリギリタイムに。
ここまで来て優柔不断ながら、石北ラッセルは撮る事に方針変更して、
急いで撮影地を捜索。
踏切から撮れば楽チンですが(実際張り込んでる人も結構いました)、
昨日の踏切撃沈パターンを知ってるだけに、線路から程良い離隔距離と、
踏切からの離れ具合を探して、場所決定。
背後の電線が煩かったのですが、もう仕方無し。カメラ持って
雪壁登ってる途中で、近くの踏切が鳴動。ギリギリでした(汗)。

ぬお!複線型の雪掻きっぷりもカッコイイじゃん!!
と俄かにやる気が出て、追っ掛ける事にしました。
が、如何せんロケハン皆無なので、オホーツクと交換する駅撮りを
するのが精一杯。しかも今日は雲が低いので、暗くなるのも早いです。
という事で、オホーツクとの交換を跨線橋から撮影。

オホーツクは残り少ないキハ183系100番代でしたよ!


さて、交換したらラッセルは遠軽へ出発します。
すっごい爆煙で加速してゆきました。


これにて本日の撮影は終了。この後は旭川に車を返して、
石北本線生田原に泊まります。