定例会09ー2(備前編その2)
二日目の今日は、岡山周辺を移動しながらの撮影です。
まずは倉敷駅周辺で撮影開始。
岡山はやはり瀬戸内の要衝だけあって、結構な頻度で
電車もやってきます。ちょっと前までは湘南色でデカ目の
115系が普通に走っていましたが、現在は体質改善工事を
行った車両が主力になっています。
西日本の115系は体質改善の工事内容がいくつかあり、
更に先頭改造車、編入車などもあるので、形態分類が
多岐にわたり、来る電車来る電車、ドレがドレに
当てはまるのか判りません。
じっくりと時間を掛けて解明したいトコロです。
朝の時間は貨物も結構やってきます。すっかり岡山機関区の
桃太郎ことEF210が幅を利かせつつありますが、昔からの
東海道・山陽本線のヌシであるEF66も忘れてはいけません。
100番代ですらもう20年選手になっているので、
撮れる時に撮っておかなきゃですね。
菜の花の咲く土手を水島臨海の気動車MR300もやってきました。
小一時間でだいぶ収穫がありました。
さて今度は、伯備線の貨物を撮りに美袋へ移動です。
下調べした所によると、美袋で長時間停車があるので、
入線を一枚、出発を一枚、と「1列車で2度おいしい」撮影が
可能になると踏んでの選定。
しかし、貨物はドーンと通過してしまいました。
後で調べた所、なんと長時間停車があるのは午後の列車で、
午前中のは通過という、初歩的ミス。
全くのKYT(貨物予知トレーニング)不足でした。
気を取り直して「やくも」の撮影。
振子車らしい首振りを撮れたので、ホッと一息。
さて、午後からは瀬戸大橋線へ移動します。ここでの目的は
岡山機関区のEF65牽引貨物。年々運用が減ってきた岡山のEF65。
うまく0番代が来る事を願って陣取ります。
まずは瀬戸大橋線のヌシ、マリンライナーをば。
<マリンライナー>
今日は「0番代が来る」との情報でもあったのか、貨物を待つ間に
地元の鉄ちゃん諸氏が集合し、最終的には10名ほどに。
コチラも期待が高まりますよ!!
やって来たのはEF65PFでした。
地元鉄氏はガッカリしてましたが、私は関西PFが撮れて
結構嬉しかったりしました。
さて、帰りの新幹線までの間、庭瀬で山陽本線の列車を撮影して
締めくくる事にしました。その中で気になった車両について。
下関の115系が岡山まで乗り入れてきていましたが、最近
尾灯をクリアレンズのものに交換している様子。
レンズがクリアなので、LED基盤の緑色が尾灯から覗いていて、
どうにも死んだ魚の目みたいな印象になってました。
あんまりイタダケ無い外見ですなぁ。
最後にやってきたのは変顔電車こと先頭改造した
クモハ115−1600番代。
115系のくせに105系面してるので妙な感じですが、
あまりに模型的な形状がかえって面白かったりします。
これにて備前旅は終了。
伯備線貨物はずっと撮りたかった割にはしくじってしまったので、
コレは要リベンジと言ったトコロです。
その際には、今回は後追い流し撮りしかできなかったクモハ115−
1600番代も、順光7:3でガッチリと押さえたいものです。