定例会09ー2(備前編その2)

wald-Bahn2009-03-29

二日目の今日は、岡山周辺を移動しながらの撮影です。


まずは倉敷駅周辺で撮影開始。
岡山はやはり瀬戸内の要衝だけあって、結構な頻度で
電車もやってきます。ちょっと前までは湘南色でデカ目の
115系が普通に走っていましたが、現在は体質改善工事を
行った車両が主力になっています。

西日本の115系は体質改善の工事内容がいくつかあり、
更に先頭改造車、編入車などもあるので、形態分類が
多岐にわたり、来る電車来る電車、ドレがドレに
当てはまるのか判りません。
 じっくりと時間を掛けて解明したいトコロです。


朝の時間は貨物も結構やってきます。すっかり岡山機関区の
桃太郎ことEF210が幅を利かせつつありますが、昔からの
東海道山陽本線のヌシであるEF66も忘れてはいけません。

100番代ですらもう20年選手になっているので、
撮れる時に撮っておかなきゃですね。


菜の花の咲く土手を水島臨海の気動車MR300もやってきました。

小一時間でだいぶ収穫がありました。


さて今度は、伯備線の貨物を撮りに美袋へ移動です。
下調べした所によると、美袋で長時間停車があるので、
入線を一枚、出発を一枚、と「1列車で2度おいしい」撮影が
可能になると踏んでの選定。

しかし、貨物はドーンと通過してしまいました。
後で調べた所、なんと長時間停車があるのは午後の列車で、
午前中のは通過という、初歩的ミス。
全くのKYT(貨物予知トレーニング)不足でした。


気を取り直して「やくも」の撮影。

振子車らしい首振りを撮れたので、ホッと一息。


さて、午後からは瀬戸大橋線へ移動します。ここでの目的は
岡山機関区のEF65牽引貨物。年々運用が減ってきた岡山のEF65。
うまく0番代が来る事を願って陣取ります。
まずは瀬戸大橋線のヌシ、マリンライナーをば。

マリンライナー


今日は「0番代が来る」との情報でもあったのか、貨物を待つ間に
地元の鉄ちゃん諸氏が集合し、最終的には10名ほどに。
コチラも期待が高まりますよ!!

やって来たのはEF65PFでした。
地元鉄氏はガッカリしてましたが、私は関西PFが撮れて
結構嬉しかったりしました。


さて、帰りの新幹線までの間、庭瀬で山陽本線の列車を撮影して
締めくくる事にしました。その中で気になった車両について。
下関の115系が岡山まで乗り入れてきていましたが、最近
尾灯をクリアレンズのものに交換している様子。
レンズがクリアなので、LED基盤の緑色が尾灯から覗いていて、
どうにも死んだ魚の目みたいな印象になってました。

あんまりイタダケ無い外見ですなぁ。


最後にやってきたのは変顔電車こと先頭改造した
クモハ115−1600番代。
115系のくせに105系面してるので妙な感じですが、
あまりに模型的な形状がかえって面白かったりします。


これにて備前旅は終了。
伯備線貨物はずっと撮りたかった割にはしくじってしまったので、
コレは要リベンジと言ったトコロです。
その際には、今回は後追い流し撮りしかできなかったクモハ115−
1600番代も、順光7:3でガッチリと押さえたいものです。