たまには自分を褒めてやろう。

栃木に出張してたのですが、色々あって大宮の
事業所から呼び出しを喰らいました。
電話掛けてきた工事担当者曰く、
「良く判らないのでとりあえず来てくれ」ということで、
全く不具合の状況が掴めないまま行く羽目に。なんだろ。


着いてみると、事業所と、その工事下請けと、設計(つまり私だ)
とで、図面の解釈をめぐって大きな齟齬があり、工事が
停止してました。
設計としては、過去の経緯や慣習から、
ここまで図面に書いておけば施工して呉れる
と思っていたのですが、下請けとしては、図面以上の事は
しないというスタンスなので施工はしてないとの事。
コチラとしては、全く図面に書いてない訳ではないので、
甘ったれるんじゃないよ、と言いたい所ですが、
過去の経緯とか慣習を全く知らない業者としては、
ちゃんとキッチリ書いてくれないと判らないとのこと。


まあ、そもそも論を言えば、設計の図面を元に事業所で工事
すべきものを、諸事情により下請けに出しているのだから、
事業所の工事担当が、下請けに過去の経緯なりを教育するのが
本筋なのです。
極論を言えば設計としては知ったこっちゃ無い話なのですが、
そうは言っても工期も厳しいしお互いの立場を主張しあっても
平行線のままで仕方ないので、それぞれがお互いに一寸ずつ
汗をかいて努力して、工事は進めるという、
三方一両損の得」みたいな大岡裁きをして一件落着。
何で私が仕切らにゃアカンの、という疑問はあるのですが
立場上仕方ないのかもしれませんね。


と言う事で、結構ヘビーな話し合いを何とかまとめることが出来ました。
別に誰も褒めないだろうし褒めようも無いケド、SIONの唄みたく、
今日は良い仕事したと、自分を褒めたいと思います。
たまにはこんな事してもバチは当たらないでしょ。