スバラシキバス(第12回 長野木島編)

長電バス

連休だ!と言う事で、どこかに行かないのもツマランなと
思ったので、飯山線で走っているDD16を撮りに行く事に
しました。が、もちろんGWだし、高速1000円だし
ってんで、関越も上信道も渋滞してて、お目当ての
「いいやま菜の花祭号」には30分差で遅刻。
まあこうなったら、バス撮りに移行してしまおうという訳で
長電バスの飯山営業所に行って見ました。

第11回神奈川横断編



この飯山営業所。ここは車庫でありながら市道に面しているので、
バスが合法的に撮り放題なのです。やっほう!
という事でさっそく撮影開始。
まずは日野ブルーリボンシティ
長野電鉄木島線の廃止代換車で新車として入った車です。


お目当てのNewエアロスター2台のうち一台。
コチラはメーカーのサンプルカーとの事ですが、撮影にいくと
いつも撮り難い場所で昼寝をしています。
今日も公式側(?)にブルーリボンが邪魔してて、非公式側しか
撮れませんでした。うーむ、またしてもダメか。


もう一台のNewエアロスターは相性が良く、4年前に撮りに来た
時はドンピシャで飯山駅前で昼寝してました。
今日も撮りやすい場所に留置中。

神奈中仕様での試作車という出自のこの車。4年前はこんな感じでした。



全然変わってません(笑)
ところが、実際はロゴが変わっているのです。
平成18年4月1日から、当時の信州バスは長電バスに統合された為、
運転席下と助士側後部にあった所属会社の表記が張替えられたのです。
細かすぎて伝わらないですね。
ちなみに当時のロゴはコチラ(写真は日野ブルーリボンのもの)


旧信州バスに3台所属する三菱路線車の3台目、エアロスターMは
元気に野沢温泉線に運用中でした。


長電バス、といえばやはり日野車。首都圏ではエルガに駆逐されつつある
ブルーリボンですが、ここでは転入車も含めてまだまだ主力です。

ツーステップのブルーリボン。中扉でしかも4枚折戸と長電ぽくない仕様で
転入車っぽいですが、ベンチレーターの無い所や、22ナンバーからすると
自社発注車なのかも。出自の判定が難しいトコロです。


こちらは川崎鶴見臨港から来たワンステップのブルーリボン
カマボコ型のベンチレーターが特徴です。

ブルーリボン ワンステップ>


ちなみに、ワンステップ車とツーステップ車に、塗り分けの違いが
あることに初めて気付きました。

<左:ツーステップ車 右:ワンステップ車>
恐らく車体下端からではなく、接地面から何ミリまでが赤色、
という図面指示になっている為だと思いますが、お陰でヘッドライトの
真ん中まで赤帯が来るか、上面まで赤が来るかの違いがでて、
ちょっと印象が異なっています。
ちなみに、左の車は方向幕周りが黒い(幕式方向幕車は赤が標準)、
変形車なのだとか。


合間にちょっとだけ飯山線を撮影して、またまた車庫に戻ってきました。
newエアロスターが撮り易い場所に移ったかと期待しましたが、
エアロスターMが撮りやすくなってただけでした。
まあいいや、と最後はエアロスターMの後姿を撮影して本日の〆としました。


折を見て、神奈中仕様ではないNewエアロスターリベンジに来なくちゃ!
といった所です。