山口線へ（day2）

朝はゆっくり起きて、そしてＳＬやまぐち号を撮影に。
今日はＳＬやまぐち号３０周年なので、いつもの
レトロ風客車ではなく、登場時と同じく青い12系で
運転されるのです。

撮影は去年１回来たのみで、地福の出発と、船平山の白井集落の
有名地点で押さえました。今年は追っ掛け予定でとりあえずは
仁保の手前で撮るつもりで出かけました。
たかだか青い12系なので、大した人出でも無いだろうと思ったら
大間違い。宮野〜仁保は大混雑で入る余地なし。

困ったので、地図で目を付けておいた仁保病院の奥に行って
見ることにしました。こんな山奥で撮れるのか？という疑問を
持ちつつ、病院裏の駐車場に着くと、車たくさん！！！
どんな風に撮れるかも分からないけど、まあとりあえず行ってみるか！
と２０分程山を分け入ると、ネコの額ほどの斜面に30名程が
へばりついています。構図確認の為に登ってみたら‥

＜キハ４０＞
こんな感じでなかなかイイ感じ。
というか、この時点で続々やってくるヒトで、斜面の帰り道が
陣取られてしまい、帰るに帰れない状態。腹を括ってこの場所で
ＳＬも撮る事にします。

待つ事１時間半。汽笛がトンネルの向うから聞こえてきて、
爆煙と共にＣ５７が飛び出してきます。

＜ＳＬやまぐち号＞
あまりの爆煙に、客車が青いのかどうかも判らなくなって
しまいましたが、迫力のある画が撮れました。

この撮影地からの追っ掛けはさすがに無理なので、下り列車は
この１枚でおしまい。さて、上り列車を何処にするかな？という事で
最初に考えたのが去年の白井集落。
でも、恐らく満員御礼だし、去年は駐車にも苦労したし、混雑してて
斜面に立ってるのも辛かったし、暑いし、コンビニも遠いし、と
あまり良い思い出もないので、鍋倉出発に早々に決定して陣取って
しまいました。
手始めにスーパーおきをパチリ。

＜スーパーおき＞

晴れるかな？と思った天気は結局曇ってしまいましたが、
ＳＬまで２時間以上もあったので、過ごし易くて良かったです。
そして本命登場！

＜貴婦人＞
ものすごい爆煙！！！しかも後部補機にＣ５６が連結されてて
ビックリでした。ちゃんと調べとけって感じですが、結果的に
前後の機関車が爆煙噴いていて、しかも客車がしっかり写ったので
大満足の結果でした。

さて、今日はレンタカーを小倉に返して、しかも博多の宿に
潜り込まねばなりません。
という事で、長居は禁物。速攻で撤収です。
ところが山口市に入る所で、国道９号は鉄チャン車で大渋滞。
時間的にやばいので、ナビを駆使して迂回して市内へ入りました。
そこで、ＪＲバスの車庫脇を通ってしまい、急いでる、ってのに
ちょっと立ち寄り。

＜中国ＪＲバス山口支店＞
２台のいすゞキュービックが並んでいましたが、
窓配置やバンパーの色、方向幕横の塗装などが異なっていました。
どちらか、もしくは両方が中古転入車の様でしたが、確かめるすべも無く
撮影だけして帰ってきました。

さて、車をカッ飛ばして漸く関門海峡へ到着。
この分なら、何とか19時までに小倉へ到着できそうです。

＜関門海峡＞
昨日は国道の海底トンネルで海峡を渡りましたが、
今日は高速経由で関門橋を渡ります。
渡る手前の壇ノ浦ＰＡで一休み。

初めて見る関門海峡はだいぶ流れが速い様で、行き交う船も
全力航行している様子。しかも狭いので、浦賀水道よりも
操船が大変そうでした。

＜貨物船＞

さてさて、小倉で車を返して、電車に乗って博多の宿に到着。
長い長い道のりでしたが、何とか無事に着けました。
明日は逆方面、長崎に向かい、バスに乗りまくる一日です。