長崎へ(day3)

長崎バス

始発の特急かもめに乗車して、長崎を目指します。
長崎といえば、グラバー亭やら何やら‥‥
観光地はたくさんあるのですが、今日の目的は


長崎バス狭隘路線乗車!


コレです。この為だけに特急料金払って長崎まで向かいます(苦笑)。

元々は2年前にYaminabe氏と、『飯香の浦線』に乗車したのが発端ですが、
その狭隘っぷりと、ヘアピンカーブぐねぐねの様子をどうしても
車外から撮影したい!と言うのが今回の遠征の目的なのです。
『飯香の浦線』だけでは面白くないので、『千々線』や『大田尾〜茂木線』
『風頭山線』にも乗って撮ってくることにしました。
各線の様子は後日書くとして、今日は流れだけを書き連ねます。


まずは千々線。長崎駅からも乗れますが、折角なので
始発の溝川へ向かいました。が、時間不足で溝川まで
行けず、途中の時津から乗車しました。
でも、懸案だった運転士席左の最前列も確保でき、いざ出発!!


到着した千々は、集落の真ん中にあるバス停で、終点とは
思えない感じでした。

<千々>


ココから折り返しのバスまで30分程あったので、
町を散策してきました。

<千々の町並み>
バス停から徒歩5分ほどで橘湾に面した海に出ます。
小さな漁港があるだけの小さな浜辺でした。


バスに戻る際に、日陰で涼んでるネコさんに遭遇。

<ニャンですか?>
もう一匹黒いネコさんも居ましたが、爆睡してて
コチラを見向きもしてくれませんでした。
大丈夫か、そんな無防備で(笑)。


さて、折り返しのバスで茂木方面に向かい、ここで昼食。
茂木の辺りはバスの留置場が2つばかりあり、茂木の中心部と
千々方面に1キロほど行った所にもあります。
なので、予定外の回送が走ってきて慌てました。
折角なので漁港とバスを絡めて一枚。

<茂木付近>


さて、昼食後は茂木〜大田尾線に乗車です。バスは橘湾に沿って
大田尾へ向かいますが、目的地は途中の日吉バス停。
日吉バス停は小高い丘の尾根にあり、大田尾と飯香の浦との
分水嶺となっています。
ここで大田尾方面と、飯香の浦方面へのバスを撮ってしまおう
という魂胆です。
撮影の結果は別で紹介するとして、飯香の浦に到着。

<飯香の浦>
相変わらずの商店が1軒あるだけの終点。
ある意味、バス界での秘境バス停なんじゃないかと思います。


ここからは長崎駅方面行きの飯香の浦線に乗りますが、
運転士さんとの会話の中で、風頭山の話題となり、急遽行ってみる
事にしました。ちなみに「風頭山」と書いて
「かざがしら」と読むそうです。
「ふうとうさん」じゃありませんよ!と運転士さんに言われるまで知らなかった私。
イヤハヤ、日本語ムツカシイネ。

<風頭山>
これまた運転士さん情報で、風頭公園内に坂本竜馬銅像
あるというので行ってみました。
何気ない会話から、こういう思いがけない方向へ向かうってのが
ツアーでない旅の醍醐味。単独行動なので、更に身軽です。

<ここが長崎ぜよ>
もうチョット坂を下った所に、亀山社中の跡地があるそうなのですが、
歩きつかれたので今日はバス乗って帰ることにしました。


とか言いつつ、風頭山からのバスが立神行きだったので、
どんな終点かと知りたくて、そのまま乗って行ってしまいました(汗)
立神は長崎駅から長崎湾を挟んで3キロ程南南西に向かった場所で、
三菱重工長崎造船所のドック脇にありました。
フェンス越しにタンカーやら、自動車運搬船などがドック入りして
居るのが見え、あまりの巨大施設ぶりに「男の子スイッチ」が入って
興奮してしまいましたよ!

<三菱造船所>
船も望遠で撮ってもデカイ!!!
一度じっくり見学して見たいものです。


さて、バスで駅まで戻り、いよいよ帰ることにしました。
が、心残りはチャンポンを食べていないコト。
博多行きの特急出発まで40分。どうするかな?と5秒迷って、
2時間後の最終の博多行きに乗ることに決定!!
さっそく中華街へ繰り出します。
そしてチャンポンと餃子とビールで御満悦。

<チャンポンと餃子>


いよいよ明日は最終日。
鹿児島本線のEF81を撮影して帰ることにしますヨ。