定例会09-6(島巡り編day2 前編)

南備讃瀬戸大橋

今日の午前中はYaminabe氏と別れて別行動。
私は坂出から路線バスに乗り、瀬戸大橋に沿って与島へ渡り、
そこから本州へ、路線バスでまた渡るという行程です。


まずは坂出から琴参バスに乗車します。
やってきたのは日野レインボー。釣り人数名と一緒に乗車して、
いざ出発です。しばらく走ると、もう高速に乗ります。
瀬戸中央自動車道の坂出北ICから高速乗車。


すかさず南備讃瀬戸大橋、続いて北備讃瀬戸大橋を渡ります。


そして坂出から20分位で、あっという間に与島に到着。
与島PAの脇から島に降りて、島民専用ゲートから高速を降ります。
フィッシャーマンズワーフ経由で、島内を縦断して終点の浦城へ到着。

ここまで坂出から32分。思いの外近かったです。


釣り人や作業員らしき人々も終点で散ってしまい、
とりあえず今渡ってきた瀬戸大橋が見える入り江に移動します。


入り江が道路の終点となっており、この島の南の果てということになります。
そこから見上げた橋の幾何学模様。


入り江からは四国側坂出の工場地帯も余裕で見えます。
折りしも雲間から太陽が差し込み、「神・降臨」みたいな景色に(笑)


この瀬戸大橋直下は備讃瀬戸航路となっているため、大小の船がひっきりなしに
通過します。大型の貨物船が来たので、「船と瀬戸大橋」という
絵葉書的ショットを撮影できました。


さて、このまま船を眺めていると、いつまでも滞在しそうなのでこの辺で
島内を巡って、本州行きのバス乗り場を目指します。
浦城の集落の外れに行くと、スクリューが鎮座している神社が現れました。

航海の安全を祈願しているのでしょうが、スクリューが置いてあるのは
なかなか見かけませんよね。所変われば色んなものがあるものです。


与島はいうなれば、フタコブラクダの様な地形で、島の東と西に丘があって、
中央部は中通りとでも言うべく、平坦地が南北に走っています。
島の東海岸にある浦城から丘を越えて、島の中央部へ降りると、西の丘の上を
南北に貫く瀬戸大橋が一望に出来るようになります。
そこから見た与島ICの風景。

巨大なループ状の建造物が聳え立ち、圧倒的な存在感と威圧感を示します。


先程バスで通過したゲート。
島民と緊急車両しか通れない様なっており、島民は専用カードと
高速道路の通行券をいれて清算する仕組み。

後で調べたところによると、瀬戸大橋は高速とはいえ島民にとっては
生活道路なので、島民カードにより高速料金を割り引きしているそうです。


さて、瀬戸大橋フィッシャーマンズワーフで、本土までのバスを待ちます。
その間に北側の瀬戸大橋を眺めます。

岩黒島橋(手前)と櫃石島橋(奥)。こちらは南北備讃瀬戸大橋とは形状が
異なります。


そしてバスが到着。手前の白いのが先程乗ってきた、四国側は坂出からの琴参バス
奥がこれから乗る、本州は児島行き下津井電鉄バス。

両側から来た人が乗り継げるようなダイヤになっています。
実際、四国へは2名、本州へは5名程が乗り継ぎを行っていて、地元の方の
貴重な足となっているようです。


さて、下津井電鉄バスで出発。隣の岩黒島は高速上にバス停があり、
利用者はエレベーターで島へ降りる仕組みになってました。
ちなみに、自家用車は四国方面行きのみにゲートがあるので、
本州に用事がある場合は、与島PAでUターンしてくる必要があります。
逆に四国に用事がある場合は‥‥??帰りはどうするんでしょうね?


それはさておき、バスは櫃石島に降ります。こちらは与島と同じく
上下線に島への出口があり、やはり島民専用ゲートがあります。


櫃石島はこんな感じののどかな島です。

奥に下津井瀬戸大橋が見えます。
バスは島の東側にある港まで行き、そこで降り返してまた
高速に乗ります。


そんなこんなで児島に到着。
こちらも30分ほどの路線バスの旅でした。


そして12時に高松で待ち合わせをしているので、
今、通って来たばかりの島々を、電車から眺めて戻ります。

40分前には櫃石島に居たんだけどなぁ‥‥
なんだか妙な感じです。


さて、午後はyaminabe氏と合流して、直島経由で本州の宇野へ参ります。
その様子は次回にまた。