北海道旅(day5)

キハ141系並び。

ハードな行程の多かった今回の旅。
最終日の今日は、のんびり温泉につかって
そして帰京することにしました。


その前にちょっと一仕事。
前から気になってた札沼線のキハ141系列ですが
にわかに発表された札沼線電化でその存在が
危ぶまれる事になりそうです。
という事で、時間を作って撮りに行ってきました。
温泉までのバスの時間もあるので、撮影可能な時間は
2時間弱ほど。適当に、目星をつけた駅で撮影開始です。


まずやって来たのはキハ143-151。

実は撮影時点では全てがキハ141だと思っていたので、
0番台やら100番台やら200番台やらで、ずいぶん種類の
多い車種だなと思っていました。
まあ、実際種類は多いのですが。。。


もう一つの勘違いは、札沼線はキハ141系列のみ運用しているの
かと思っていたことで、行けば入れ食い状態の積もりでしたが、
実際はキハ40も運用されていて、思ったよりもこれらが先頭の
列車が多くて困りました。


キハ142唯一の200番台も来ました。


そしてJR唯一の気動車の付随車キサハ。
もう、何が何だか‥‥


そしてココでタイムアップ。
札幌からじょうてつバスに乗って、定山渓温泉に向かいます。
入湯料とバス運賃がセットになった「温泉日帰りパック」で
行ったので、入る温泉を選べました。
となると、バス乗るんだから終点近くの温泉でしょう!安易に決めて
バスに乗っていたら、中国人の親子連れが全く温泉のない場所で
下車しようとしていました。
バスの運ちゃんも「ここは温泉無いよ」と言っているんですが
全く通じず、中国人のお父さんも中国語とカタコトの英語でしか
話をしないので平行線。
おまけに地元のおっさんが「1000円両替してよ」なんて運ちゃんに
割り込むものだから大騒ぎに。


と、中国人のお父さんが私が握り締めている「日帰り温泉パック」を
目にして「同じやん!」と声をかけてきました。かくいう私も中国語は
無論出来ないので、グダグダの英語で「ともかく一緒に行きましょう」
と伝えて同じ温泉に行くことにしました。
本当は「行きたい温泉はありますか?」と爽やかに訊きたかったのですが
何ていったら良いかわからず、ともかく一緒に来い!みたいな展開に。
英語グダグダは更に続き、地図の12番の温泉に行くというのを伝えようと
思い、
We are going to number twelve ONSEN.
と言ったら「ジュウニバンネ、OK」とカタコトの日本語で返されました。
英語ではなく日本語で返されたので、
「あれ?12ってtwelveじゃなくてtwentyだっけ?」
と自信がなくなってしまいました。
まあ、結局12番の温泉には無事に到着し、土足のまま上がろうとする
親子を手振りで靴を脱ぐように説明し、なんとか温泉に入って来ました。
いやはや、冬の北海道なのに違った意味で汗だくになりましたよ。


と、この英語カタコト事件が私の英会話へのアプローチの一つの暗示だったかも‥
とその時は知る由もがな。


それはともかく、定山渓温泉従業員専用 なんて珍しい方向幕のじょうてつバス
撮影でき、バスに揺られて札幌へ。


そして5日間の北海道旅が終わったのでした。