木曽川の渡し

wald-Bahn2010-03-20

名古屋に居るMBP氏と飲む目的で
出掛けてきました。


中央東線〜西線経由の特急のんびり居眠り旅で
行ったので、MBP氏宅には14時すぎに到着。
飲みに行くには早い時間でしたが、さすがMBP氏。
「渡し舟乗りに行く?」と、なかなか良いツボを
押してくれました。
もちろん「行く行く!!」と尻尾振りましたよ。

そして到着した西中野渡船場


個人経営かと思いきや、愛知県と岐阜県の折半で運航して
居るんですね。ちなみに愛知県建設部道路維持課の管轄で、
渡し舟の船頭さんは「愛知県」の作業着を着てました。
つまり地方公務員。こんな仕事もあるんですね〜


運航時間は8時半〜16時半まで。
昼休みの他に15時休みが1時間あるのが面白いですね。
意外と早い終わり時間ですが、照明も無いこの場所では、
冬至の頃はこれが限界なんでしょうね。
ちなみに訪問時の3月は16時が最終渡船でした。


運航はお客さんが愛知県側に船頭さんの詰所があり、
需要に応じて運航する形。対岸の人はどうするんだ?
という疑問は後で説明します。


さて、愛知側からの乗船客はMBP氏とその娘さんと私との
3人のみ。我々が乗り込んだら、すぐ出発です。

下流の馬飼大橋を眺めつつ、7〜8分も乗るともう岐阜側に
到着です。こちら側は道路からちょっと離れてていて、
公園というか広場があるだけの場所でした。


船頭さんもコチラで待っててもしょうがないので、
「16時10分前に合図してくれたら迎えに行くよ」
と言って帰ってしまいました。


で、その合図ってのがコレ。

この旗を揚げると、対岸の詰所からそれを見て迎えに来てくれるという
算段になっています。ちなみに、増水時とか運休時は赤旗が愛知側の
詰所から揚がるというルールなんだとか。

という事で、広場をぶらぶらしてる間に、MBP氏と娘さんが
四葉のクローバーを見つけたりしてるうちに16時10分前に。
さあ、旗を揚げるぞ!!と思ってたら自転車乗りのオッサンが先に
来ていて、旗を揚げてしまってました。
うーむ、残念。


で、当然お迎えが来て。

乗って帰りました。
写真を撮りまくってたら、船頭さんがどこから来たの?
というので、埼玉からと話したら、先日も船に乗るためだけに
関東から来た人が居るよ! とのこと。
乗り鉄ではなく、乗り渡船というマニアも居るみたいです。


ちなみに愛知県建設部道路維持課のHPによると、この他にも同課はここ
西中野を含めて4つの渡船場を運営しているのだとか。
ちょっと行ってみたくなりましたよ。